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米国株式市場の規模は、世界最大です。
その取引高は、世界全体の株式市場の規模(約95兆ドル)の50%以上を占めています。
米国株式市場がこれほどまでに大規模であるのは、そこにAmazon、Google、Teslaといった世界的な大企業が数多く上場していることが理由として挙げられます。
もちろん、世界的な大企業が揃っているからといって、必ずしも利益が保証されているわけではありません。
どれほど優良な企業の株であっても、常に上昇を続けるわけではなく、ときにはその価値を失ってしまうこともあります。そのため、「米国株を買えば確実に利益が出る」と安易に考えることは好ましくありません。
とはいえ、米国株式市場が常に大きな可能性を秘めていることは間違いありません。
世界最大という規模、そして、米国株式市場の持つ重要性は、世界中の投資家に数多くのチャンスを与え続けています。
英語圏の投資の世界では、「エクイティ(equities)」という言葉がよく使われます。これは、日本における「株式」とほぼ同じ意味です。
企業の株を購入すると、あなたは「株主」になります。これは、あなたがその企業の所有権の一部を持つということを意味します。
そして、株主になるということは、その企業の業績があなたの資産に直接影響するということにつながります。
例えば、企業の業績が好調で収益が高ければ、株価は上昇し、強気の相場になっていくでしょう。
株価が上昇すれば、株主であるあなたの資産も増えていきます。前述のとおり、企業が成長すれば、それは直接あなたの利益につながる可能性があるわけです。
もちろん、その逆のケースも考えなければなりません。
企業の業績が不振であれば、株価も下落してしまう可能性があります。
その場合、株主であるあなたの資産価値も下がってしまうことを意味します。
このように、株式投資とは、株主であるあなたの資産の価値が、企業の株価と直接的に連動するということであると覚えておきましょう。
※株式投資には、下落相場で利益を得る方法(空売り・ショートポジション)もあります。
株式投資では、その手続きの過程で取引手数料が発生することがあります。必ず、事前に手数料について把握しておくようにしましょう。
株式にはさまざまな分類があります。
例えば、「ハイテク株」「優良株(ブルーチップ)」「低位株」「高配当株」のように、企業の事業内容や規模、株主還元の方針などで分類する方法があります。
また、株式は地域によっても分類されます。
お住まいの国で取引できる株式は「国内株式」に分類されます。
例えば、日本にお住まいの方は、東京証券取引所に上場している企業の株が「国内株式」となります。
国内株式と同様に、「外国株式」に投資することもできます。
これは、お住まいの国以外に上場している株式を指します。したがって、日本にお住まいの方にとって、米国株は「外国株式」に分類されます。
米国株は、その市場規模が45兆ドルを超えています。これは世界全体の株式市場のなかで最大の規模となっています。そのため、世界中のトレーダーから人気が高く、注目されています。
取引可能な米国株の具体的な銘柄リストは、サクソバンク証券でご確認いただけます。
また、米国を代表する企業の業績を手早く把握するには、「S&P 500」という株価指数が参考になります。
この株価指数は、米国の時価総額上位500社の動向を示しています。サクソバンク証券のETF(上場投資信託)商品を利用すれば、このS&P 500に連動した投資ができます。これにより、一度に500社全体へ投資することが可能となります。
もちろん、個別企業の株式を取引することも可能です。
Apple、Microsoft、Amazonなど、特定の企業の株式に的を絞って売買できます。
米国株投資のメリットや具体的な方法をご説明する前に、まずは代表的な人気銘柄をいくつかご紹介します。
米国株に投資する主なメリットは、その市場規模と影響力の大きさにあります。ただし、投資を始める前に、米国株投資における注意点を理解しておく必要があります。
まず大前提として、投資である以上、必ずしも利益が保証されているわけではないということをしっかりと理解しておきましょう。
次に、外貨(米ドル)で取引する際は、為替手数料などが別途発生する場合があることも忘れてはいけません。想定外のコストで利益を減らさないためにも、事前にしっかり把握しておきましょう。
また、日本のように米国以外に住んでいる場合、現地の投資家と比べて市場に対する情報感度が鈍くなる、という側面もあります。米国の経済ニュースや市場の動向に対して、常に自らアンテナを張っておくことが重要です。
ただし、米国は世界経済の中心であり、情報へのアクセスは比較的容易です。他の国の株式市場に投資する場合と比べると、その懸念は小さいと言えるでしょう。
これらの注意点を理解した上で、米国株に投資するメリットを見ていきましょう。
流動性の高さは、株式やFXなど、あらゆる金融市場において重要です。
流動性とは「取引量の多さ」のことです。流動性が高ければ、市場への参加者が多いことを示し、希望した価格での取引がしやすくなります。反対に、流動性が低いと、希望する価格で売買の相手を見つけるのが難しくなるため、スムーズな取引ができず、想定した利益が得づらくなってしまいます。
その点、圧倒的な規模を誇る米国株式市場では、常に高い流動性が保たれており、取引における流動性が問題になることはほとんどありません。
米国株式市場において、ニューヨーク証券取引所とナスダックを合計した時価総額は30兆ドルに達します。
これに対し、ロンドン証券取引所の時価総額は3.6兆ドルです。
この資本力の高さは、上場企業の財務基盤が強固であること、それにより下落相場を乗り切る力を持ち、さらには技術革新や事業拡大に投資する余力があることを示しています。
2000年代以降、米国株式市場はIT関連をはじめとしたハイテク企業が牽引してきました。
しかし、世界最大の市場であるが故に、米国株式市場には他にも無数の魅力的な選択肢が存在します。
米国の大手証券会社チャールズ・シュワブのデータによると、米国の取引所には5,300社以上が上場しています。他の国の市場と比べて選択肢が圧倒的に多く、より幅広い分散投資が可能です。
世界中の株式市場の中でも、米国市場は最もアクセスしやすい市場であると言えます。
一部の国では、法規制や流動性の問題で取引が制限されることがあるのが現状です。
その点、米国株式市場は世界中の投資家に対して広く開かれています。そのため、株価データやニュースの入手に手間取ったり、希望どおりに売買ができなくなるなどの心配はまずありません。
米国株式取引をする際は、そのリスクやコストを把握しておきましょう。
すべての株式取引には手数料がかかります。特に、外貨建ての取引では為替手数料なども考慮する必要があります。必ず、事前に各種手数料を調べておくようにしましょう。
サクソバンク証券の手数料はこちらでご確認ください。
また、米国に住んでいないことによる情報面でのハンデも考慮すべき点です。
米国の現地の投資家が日々肌で感じているような、細かな市場の空気、あるいはニュースのニュアンスなどを掴むのは、どうしても他国に住んでいると難しい場合があります。
その対策として、サクソバンク証券では、米国株式投資に役立つ多彩なツールやレポートをご用意しています。
専門家による詳細な分析レポートから、リアルタイムの市場ニュース、実践的な取引ガイドまで、お客様の米国株式投資を強力にサポートする情報が豊富に揃っています。
すべての投資には価格変動リスクが伴い、価値が上昇することもあれば、下落することもあります。
これは、米国株も例外ではありません。
お取引は、ご自身の判断と責任において行ってください。
投資にはリスクが伴います。しかし、そのリスクを理解し、しっかりと対策をすることで、米国株式市場の持つ可能性を最大限に活かすことができます。ニューヨーク証券取引所やナスダック上場の世界中で注目されている企業や、これから大きく成長が期待できる企業など、豊富な選択肢を持つ米国株式市場に投資してみましょう。