今週は中央銀行の会合が目白押しで、原油価格が最高値を更新していることから、インフレ懸念が後退することはなさそうだ。 FRBの基本ケースは、2024年の利下げへの反発に焦点を当てたタカ派的な休止である一方、イングランド銀行は、当局者が最近、引き締めサイクルの終了に傾いているように見えることから、より分裂した決定に直面している。中国の景気刺激策は拡大しており、LPR(ローン・プライムレート、事実上の政策金利)の引き下げは見送られる可能性がある一方、日銀は大規模な緩和を継続する可能性が高い。英国と日本のインフレ指標の発表も予定されており、決算発表予定ではフェデックスが注目される。