FX取引概要

FXは、為替相場の変動を利用して利益を得ようとする取引です。ある通貨が安いときに買って高くなったときに転売すれば利益を得ることができます。また、ある通貨が高いときに売って値下りしたときに買い戻しをすれば、やはり利益を得ることができます。一方、為替相場の予測を誤った場合は、損失を被ることとなります。

FXでは、買い注文を出すにあたって総代金を用意する必要はなく、また、売り注文を出すにあたってその通貨を用意する必要もありません。かわりに、取引を行ううえでの担保となる取引証拠金を当社に預託していただきます。こうしたしくみを証拠金取引といいます。取引の決済はすべて売買差金の受け渡しによって行われる差金決済方式で、実際に通貨の受け渡しを行うことはできません。当社がご用意するFXには、スポット取引をベースとするものと、フォワード取引をベースとするものがあります。

•スポットベースのFX
スポットFXはインターバンク市場のスポット取引を原資産とした取引です。ポジションを保有すると毎日自動 的に繰り越され、スワップポイント等の受け払いが発生します。一般的にFXと呼ばれる取引はこちらを指します。

•フォワードベースのFX
フォワードFXはインターバンク市場のフォワード取引を原資産とした取引です。スポットFXと異なるのは、注文時に決済日を選択することです。決済日の目安は1週間から半年程度将来の日で、この決済日を超えると自動的にスポットFXに移行します。フォワードFXでは決済日までスワップポイントの受け払いは発生しません。これは、価格自体に2通貨の金利差が反映されるためです。また、資金調達金利も発生しません。なお、決済日前でも反対売買により決済できますが、買い取引と売り取引の決済日は同じでなければなりません。

当社では通貨ペアごとに1回あたりの最小取引数量を設定しています。ドル円などの主要通貨ペアでは1000通貨単位*となっていますが、流動性の低い新興国通貨を含む通貨ペアでは5000通貨単位以上の値が設定されています。最小取引数量は、スタンダードとアクティブトレーダーに同じ設定が適用されています。 *最低取引数量は取引ツールの取引条件よりご確認いただけます。

サクソバンク証券株式会社 (Saxo Bank Securities Ltd.) の取引時間は、原則として月曜日のニュージーランド市場開始時から土曜日のニューヨーク市場終 了時まで、途切れることなく続きます。その間、ロールオーバー処理中でもプラットフォームは稼動してお り、24 時間ノンストップでお取引いただけます。ただし、流動性の低い通貨ペアなどは取引時間がある程度 制限されます。

通貨ペア取引時間
RON08:15 to 17:00 CET
ILS07:00 to 17:00 CET
SAR, AED07:00 to 15:00 CET
RUB07:00 GMT to 19:00 GMT*
Precious metals (XAU, XAG, XPD, XPT**)18:00 to 16:59 EST

※取引時間は主要市場の休みによって変更される場合があります。

※取引時間はインターバンク市場と連動していますが、インターバンク市場の取引時間は取引所のように厳密に決まっているわけではありません。流動性が消失することで取引時間が変更される場合があります。

世界の祝日日付取引時間
米国キング牧師記念日
Martin Luther King Jr.
2018年1月15日取引終了 13:00 EST
取引再開 18:00 EST
米国大統領誕生日
Presidents Day
2018年2月19日取引終了 13:00 EST
取引再開 18:00 EST
聖金曜日
Good Friday
2018年3月30日休場
米国戦没将兵記念日
Memorial Day
2018年5月28日取引終了 13:00 EST
取引再開 18:00 EST
米国独立記念日
Independence Day
2018年7月4日取引終了 13:00 EST
取引再開 18:00 EST
米国勤労感謝の日
Labor Day
2018年9月3日取引終了13:00 US EST
取引再開 18:00 EST
米国感謝祭
Thanksgiving
201811月22日

2018年11月23日
取引終了13:00 EST
取引再開 18:00 EST
休場 13:15 EST 
クリスマス
Christmas
2018年12月24日
2018年12月25日
休場 13:15 EST
取引再開 18:00 EST
元旦
New Year's
2019年1月1日取引再開 18:00 EST

当社では約定したポジションから順次決済していくFIFO(先入れ先出し法)を採用していますが、任意のポジションを指定して決済する指定決済もできます。指定決済では、成行、指値、逆指値の各注文を使用することができます。

FIFO の例 (同じ銘柄を取引した場合)

1)4月1日に1100 円で1枚買い
2)4月2日に1200 円で2枚買い
3)4月3日に1300 円で1枚売り
4)4月4日に1400 円で1枚売り

③④で特に決済対象を指定せず(すなわち新規注文か決済注文かの区別がなく)注文を出すと、反対のポジションがあれば自動的に決済が行われる。③の売りでは①の買いポジションが転売決済され、④の売りでは②の買いポジションのうち1枚が転売決済される。そして、結果として②の買いポジションが1枚残る。

本取引では、通貨/貴金属別にロールオーバー処理時点で保有できる建玉の上限が定められており、お客様はそれを越えて建玉を保有することはできません。この上限は高い水準に設定されているため、通常該当 することはありませんが、もし上限を越えた場合は、当社はお客様に対して建玉を縮小するか取引証拠金を 追加していただくよう要請します。速やかにこの要請に応じていただけない場合、当社は当社の判断でお客 様の建玉の一部または全部を決済することがあります。この決済によって生じた損益や手数料等は全てお客 様に帰属します。建玉の上限は、以下の式を満たす建玉の最大値です。

通貨/貴金属ごとのエクスポージャー×デフォルト率-純資産 ≦ 200 万ユーロ
*エクスポージャーとは価格変動リスクにさらされている建玉を言い、プラットフォームの「Account Exposure」にて ご確認いただけます。
*デフォルト率は通貨/貴金属ごとに定められており、主要銘柄については 3%~8%程度ですが、予告なく変更される 場合がありますので、お客様が取引される銘柄の最新情報については当社までお問い合せください。
【計算例】
1ドル=100 円、1ユーロ=150 円、1 ユーロ=1.5 ドル、純資産=1500 万円(ユーロ換算:10 万ユーロ)のとき、お 客様が下記①②の建玉を保有していたとします(あくまで例示のための便宜的な仮定です)。

 

保有ペア

 

保有数量

 

エクスポージャー

 

 

買い

 

売り

USD/JPY の買い

3600 万ドル

3600 万ドル

36 億円

EUR/JPY の買い

3000 万ユーロ

3000 万ユーロ

45 億円

各建玉は右のエクスポージャーに分解されますので、これらを合計すると、通貨ごとのエクスポージャーは以下のよう になります。それぞれを上記計算式に当てはめると、USD と EUR については右端の数字が基準値である 200 万ユーロを 下回っており問題ありません。しかし、JPY は上回っているので、建玉制限に抵触することになります。

通貨ごとのエクスポージャー

デフォルト率乗算後

ユーロ換算

純資産減算後

USD

買い

3600 万ドル

108 万ドル

72 万ユーロ

62 万ユーロ

EUR

買い

3000 万ユーロ

90 万ユーロ

90 万ユーロ

80 万ユーロ

JPY

売り

81 億円

3.24 億円

216 万ユーロ

206 万ユーロ