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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 商品相場も落ち着きつつありますので、今週の注目CFDは株価指数CFDのS&P500とARKインベストメントETFのCFDであるARKKを取り上げました。S&P500は短期的に見て戻り売りを、ARKKは長期的に見て買いを考えました。詳細はレポートをご覧ください。
■今週の注目CFD
前回までウクライナ危機後の商品価格高騰で商品CFDを扱っていましたが、今週はS&P500(US500.I)とARK Innovation ETF CFD(ARKK)を取り上げます。
(1) S&P500(US500.I)
S&P500も年初の史上最高値から調整の下げが入り、その後も米国の利上げ加速思惑とウクライナ危機が悪材料となり、一時4106.34の安値をつけました。その後はウクライナ情勢が小康状態を保っているという判断で買い戻しが目立っていますが、このあたりは株式市場は楽観視しているということになり、実際にはどうなるのかによって今後の展開に大きな影響を与えそうです。
仮に停戦がまとまったとしても、ロシアへの金融経済制裁は続くでしょうし、年末の米国政策金利は2%を超えるという見方がコンセンサスとなってきていることを考えると、どこかで戻り売りのサイクルに戻るのではないかと考える方が自然に思えます。テクニカルに戻り売りの目途を考えてみます。日足チャートをご覧ください。
既にテクニカルなターゲットとしては戻りの限界点となる76.4%戻し(あるいは78.6%戻し)を達成しています。ということは、既に戻り売りの水準に戻してきていると考えられ、現行水準で最初の打診売り、4600ドル台後半があればもう一度売って様子を見たいところです。
(2) ARK Innovation ETF CFD(ARKK)
ARK Innovation ETF CFD(ARKK)は以前サクソバンク証券の動画でもARKのキャシー・ウッド(創業者)のインタビューがありましたが、テスラなどイノベーションをリードする会社の株式に投資するETFです。サクソバンクではそのETFのCFDを簡単に購入できるという点が素晴らしいのですが、今回は今年に入ってからのARKKの動きをから見るところから始めます。
先ほどのS&P500との比較もできますので、同期間の日足チャートを見てみましょう。