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詐欺防止意識

サクソバンク証券株式会社(以下「当社」といいます。)は、情報セキュリティについて様々な対策を積極的に実施しています。当社の高いレベルのセキュリティ基準および当社の事業セクターを規制する法的機関の基準を満たすために、当社はお客様が使用する取引プラットフォームのセキュリティを確保することに重点を置いています。このような厳格な取り組みを実施しておりますが、お客様におかれましても取引プラットフォームと個人データのセキュリティを維持し、保護するためにできることを認識しておく必要があります。

当社では、お客様をすべての活動の中心に据えています。当社がサイバーセキュリティの脅威から当社とお客様を守ることは、当社がお客様にとっての第一の選択肢であり信頼されるパートナーであるために不可欠であると考えております。サイバー関連の詐欺を検出し、お客様ご自身を守るために、詐欺師が使用する一般的な攻撃手法と安全を保つためのヒントを以下にまとめました。

フィッシング
ソーシャルエンジニアリング
アクセス手段
詐欺から身を守る方法

ご質問がある場合は、遠慮なくお問い合わせください。

お問い合わせ

1. フィッシング

フィシングは、ハッカーが個人情報の要求や信頼できないウェブサイトへのリンクを含むメールを送信する戦略です。メールやウェブサイトでパスワードやPINコードなどの個人情報が要求されます。個人情報を提供すると、ハッカーに悪用される可能性があります。

当社は、メールやその他のメディアを通じてパスワード、PINコード、クレジットカードの詳細を要求することは決してありません。

当社の名前を悪用して口座の資格情報をフィッシングしようとする詐欺メール、ウェブサイト、アプリに注意してください。当社に提供いただいたお客様資格情報を他人と共有しないでください。これらはお客様個人のものであり、たとえ信頼できる人であっても知り合いや見知らぬ人と共有するべきではありません。

どういった対策がとれるのでしょう。
疑わしい場合、次の4つの簡単な質問が疑わしいメールを検出し、報告するのに役立ちます:

メッセージは緊急性を感じさせますか?
  • 「資格情報/口座の詳細を直ちに確認してください」、「口座の詳細を…に提出してください」、「…までに賞品を受け取るには…」などのフレーズに注意してください。
  • 「緊急に対応しないと、貴方の口座が閉鎖/削除されます」などの脅迫めいた戦術に引っかからないでください。

  • メールに疑わしいリンクや添付ファイルが含まれていませんか? 
  • 不明なリンクや疑わしいリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりダウンロードしたりしないでください。
  • 詐欺メールには、しばしば文中に文法やスペルの誤りが含まれています。

  • 送信者のメールアドレスは正しいように見えますか? 

  • フィッシング攻撃を仕掛ける詐欺師は、信頼できる機関を装うことがよくあります:送信者の正当性を常に疑ってください。
  • フィッシングメールには、類似したロゴ、言葉遣い、メールアドレスが含まれていることがよくあります(例:...@saxomkts.com、…@sxomarkets.comなどの巧みに文字をいじったメールアドレス)。
  • サクソバンク証券株式会社の公式のメールアドレスとウェブサイトのリストはこちらにあります。

  • 送信者は個人情報や資格情報の提供や確認を求めていますか?
  • 当社は、メール、電話、その他のメディアを通じてログイン資格情報、個人情報、現金の送金を要求することは決してありません。


  • 当社を装ったフィッシング攻撃の被害に遭ったと思われる場合は、こちらにご連絡ください。

    2. ソーシャルエンジニアリング

    (人をだます)ソーシャル・エンジニアは、人間の心理を操作技術として利用します。信頼できる組織(例えば、サクソバンク証券株式会社)とコミュニケーションを取っていると思わせることがありますが、この人物がソーシャル・エンジニアだった場合、実際には詐欺師が貴重な情報を引き出そうとしています。詐欺師は、緊急性を感じさせることで行動を促し、常識を回避させることがよくあります。

    支払い詐欺

    社会と日常生活がますますデジタル化するにつれて、リアルタイム(即時)の支払いの流れへの依存も増しています。これらの即時決済は、世界中で迅速に資金を移動させることを可能にしますが、保護されていない場合、詐欺行為への扉を開く可能性があります。

    支払い詐欺は、詐欺師が被害者をだまして大量の資金を自分たちの管理下にある口座に送金させる、最も急速に増加している詐欺の一つです。リアルタイムの支払いはほぼ取り消し不可能であるため、送金指示が送信されると、詐欺被害者はすぐに支払いを取り消すことができません。このような攻撃の特徴は、詐欺師がソーシャルエンジニアリングを行い、信頼できる機関(例えば、サクソバンク証券株式会社)を装って個人情報を提供させたり、資金を送金させたりすることです。

    支払い詐欺の一般的な例
  • 詐欺師が信頼できる機関の代表者を装って連絡し、貴方が詐欺の被害に遭ったと主張し、できるだけ早く別の「保護された」口座に資金を送金するように求めることがあります。
  • 貴方の学校、銀行、会計士のアカウントに似たEメールアドレスから、見慣れたロゴやフォーマットの請求書を受け取り、未知の口座への支払いを要求されることがあります。
  • 家族や友人を装った犯罪者から、すぐに助けが必要だとして支払いを求める「個人的な」メッセージを受け取ることがあります。

  • どう対処すべきでしょうか?
    常に警戒し、個人情報や資格情報を明かさないようにしてください。情報を求める不明な未確認の発信者に対処する際は注意してください。このような電話を受けた場合は、最高水準の注意を払って対応してください。発信者が圧力をかけるほど、より疑わしいと考えるべきです。

    機関から支払いまたは資金移動を求められた場合は、その要求を最大限に疑ってください。合法的な組織は、急いで支払いを求めたり、個人情報を要求して貴方のために送金を行うことはありません。

    当社や他の銀行、当局を装った詐欺電話のリスクに注意してください。当社からの電話が本物かどうか疑わしい場合は、公式の電話番号にかけ直し、連絡してきた人物について尋ねてください。

    疑問や不安がある場合は、こちらにご連絡ください。

    3. アクセス手段

    詐欺師は、複数のチャネルを通じて攻撃を仕掛けることができ、使用するアクセスポイントが完全に保護されていない場合、あなたの身元が危険にさらされる可能性があります。

    データにアクセスする一般的な方法:

    セキュリティ通知 
  • 詐欺師は、ユーザー名、パスワード、個人の連絡先などの特定のログイン情報を要求することがよくあります。
  • リンクをクリックしたり、資格情報や個人情報を提供してアラートに応答したりしないでください。

    詐欺電話
  • 詐欺師は、信頼できる機関(例えば、サクソバンク証券株式会社)を装っていることがよくあります。
  • 詐欺電話の明確な兆候:
  • 貴方の口座やプロファイルに問題があるという指摘
  • 貴方の口座を保護するために個人情報を要求する 
  • 「保護された」口座に資金を移動するように要求する
  • 詐欺電話を撃退する最良の方法は、電話を切ることです。貴方の口座が保護されていることを確認したい場合は、公式ウェブサイトに記載されているその機関の電話番号に電話をかけて直接確認してください。
  • 当社を装った人物からこの情報を求められた場合は、直ちにこちらにご連絡ください。

  • ソーシャルメディア
  • ソーシャルメディア詐欺は、私たちの個人に関する生活のより多くの部分がオンラインで共有されるにつれて、ますます一般的になっています。
  • 貴方の公開されているコンテンツを調べたり、貴方と友達になったりすることで、詐欺師は脆弱な個人情報を取得し、身元詐欺を行うことができます。
  • そのため、貴方のソーシャルメディアのアカウントが常に保護されていることを確認することが重要です:各アカウントに固有の資格情報を設定し、使用していないときはアカウントからログオフし、アカウントの設定と貴方が共有する情報公開相手の範囲を定期的に見直してください。

  • マルウェア
  • マルウェアは、ユーザーのデバイスに感染し、個人情報を盗むことを目的としたソフトウェアです。
  • ハッカーは、マルウェアを使用してデバイスに保存されている情報をスキャンし、貴方になりすまして他のプラットフォームにアクセスする際にその盗み取った情報を再利用します。
  • デバイスを常にロックし、使用していないときはプラットフォームやウェブサイトからログオフするようにしてください。
  • 疑わしいリンクをクリックしたり、知らないものをダウンロードしたりしないでください。これらの行動により、デバイスにマルウェアをインストールされる可能性があります。
  • 注意すべきもう一つのマルウェアの種類はランサムウェアです。これは、詐欺師が被害者のファイルを攻撃、ロック、暗号化し、その返還のために身代金を要求するものです。
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    4. 詐欺から身を守る方法

    2要素認証(2FA)リスク認識に関する声明

    当社では、すべてのお客様に対し、プラットフォームを利用する際に2要素認証(2FA)機能に登録することをお勧めしています。2FAは、オンライン取引口座をさらに強力に保護し、アカウント侵害による損失を防ぐのに役立ちます。2FAについて、詳しくはこちらをご覧ください。

    追加のヒント
  • 当社に登録されている個人のメールアカウントを保護してください:安全なパスワードを使用し、定期的に更新してください。可能な場合は2FAを使用することをお勧めします。
  • 各プラットフォームに固有のパスワードを作成してください:各アクセスポイントに個別のパスワードを使用することで、詐欺のリスクを減らすことができます。
  •  一般的に、パスワードは長いほど良いです。大文字と小文字、記号、文字を混ぜるようにしてください。最も重要なのは、個人情報や覚えやすいキーボードの配置に関する情報をパスワードに含めないことです。
  • お客様の当社やその他の機関との間で登録している資格情報をブラウザに保存したり書き留めたりしないでください。これにより、マルウェア攻撃の対象となります。
  • よく知らないプラットフォームやウェブサイトに資格情報やログイン情報を入力しないでください。
  • 質問をし、批判的に考えてください:詐欺師は非常に説得力があり、特に緊急性を感じさせる訓練を受けています。常に質問をして、電話やメールが正当かどうかを確認してください。


  • セキュリティガイドラインについて詳しくはこちらをご覧ください。

     

    サクソバンク証券株式会社
    Saxo Bank Securities Ltd.
    Izumi Garden Tower 36F
    1-6-1 Roppongi Minato-ku
    Tokyo 106-6036
    〒106-6036 東京都港区六本木1-6-1
    泉ガーデンタワー36F

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    【重要事項及びリスク開示】

    ■外国為替証拠金取引は各通貨の価格を、貴金属証拠金取引は各貴金属の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、売買の状況によってはスワップポイントの支払いが発生したり、通貨の金利や貴金属のリースレート等の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じたりすることがあります。
    ■外国為替オプション取引は外国為替証拠金取引の通貨を、貴金属オプション取引は貴金属証拠金取引の貴金属を原資産とし、原資産の値動きやその変動率に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、オプションの価値は時間の経過により減少します。また、オプションの売り側は権利行使に応える義務があります。
    ■株価指数CFD取引は株価指数や株価指数を対象としたETFを、個別株CFD取引は個別株や個別株関連のETFを、債券CFD取引は債券や債券を対象としたETFを、その他証券CFD取引はその他の外国上場株式関連ETF等を、商品CFD取引は商品先物取引をそれぞれ原資産とし、それらの価格の変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、建玉や売買の状況によってはオーバーナイト金利、キャリングコスト、借入金利、配当等調整金の支払いが発生したり、通貨の金利の変動によりオーバーナイト金利が受取りから支払いに転じたりすることがあります。
    ■上記全ての取引においては、当社が提示する売価格と買価格にスプレッド(価格差)があり、お客様から見た買価格のほうが売価格よりも高くなります。
    ■先物取引は各原資産の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。
    ■外国株式・指数オプション取引は、対象とする有価証券の市場価格や対象となる指数、あるいは当該外国上場株式の裏付けとなっている資産の価格や評価額の変動、指数の数値等に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、対象とする有価証券の発行者の信用状況の変化等により、損失が発生することがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。さらに、外国株式・指数オプションは、市場価格が現実の市場価格等に応じて変動するため、その変動率は現実の市場価格等に比べて大きくなる傾向があり、意図したとおりに取引ができず、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。また取引対象となる外国上場株式が上場廃止となる場合には、当該外国株式オプションも上場廃止され、また、外国株式オプションの取引状況を勘案して当該外国株式オプションが上場廃止とされる場合があり、その際、取引最終日及び権利行使日が繰り上げられることや権利行使の機会が失われることがあります。対象外国上場株式が売買停止となった場合や対象外国上場株式の発行者が、人的分割を行う場合等には、当該外国株式オプションも取引停止となることがあります。また買方特有のリスクとして、外国株式・指数オプションは期限商品であり、買方がアウトオブザマネーの状態で、取引最終日までに転売を行わず、また権利行使日に権利行使を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。また売方特有のリスクとして、売方は証拠金を上回る取引を行うこととなり、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。売方は、外国株式・指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れ又は預託しなければなりません。その後、相場の変動や代用外国上場株式の値下がりにより不足額が発生した場合には、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要となります。また売方は、権利行使の割当てを受けたときには、必ずこれに応じなければなりません。すなわち、売方は、権利行使の割当てを受けた際には、コールオプションの場合には売付外国上場株式が、プットオプションの場合は買付代金が必要となりますから、特に注意が必要です。さらに売方は、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、損失を被った状態で建玉の一部又は全部を決済される場合もあります。さらにこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。外国株式・指数オプション取引(売建て)を行うにあたっては、所定の証拠金を担保として差し入れ又は預託していただきます。証拠金率は各銘柄のリスクによって異なりますので、発注前の取引画面でご確認ください。
    ■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、取引証拠金を事前に当社に預託する必要があります。取引証拠金の最低必要額は取引可能な額に比べて小さいため、損失が取引証拠金の額を上回る可能性があります。この最低必要額は、取引金額に対する一定の比率で設定されおり、口座の区分(個人または法人)や個別の銘柄によって異なりますが、平常時は銘柄の流動性や価格変動性あるいは法令等若しくは当社が加入する自主規制団体の規則等に基づいて当社が決定し、必要に応じて変更します。ただし法人が行う外国為替証拠金取引については、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用いて通貨ペアごとに算出(1週間に1度)した比率を下回らないように当社が設定します。
    ■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、損失が無制限に拡大することを防止するために自動ロスカット(自動ストップロス)が適用されますが、これによって確定した損失についてもお客様の負担となります。また自動ロスカットは決済価格を保証するものではなく、損失がお預かりしている取引証拠金の額を超える可能性があります。
    ■外国証券売買取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。
    ■取引にあたっては、契約締結前交付書面(取引説明書)および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。

    サクソバンク証券株式会社

    金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号、商品先物取引業者
    第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業
    加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
    手数料:各商品の取引手数料についてはサクソバンク証券ウェブサイトの「取引手数料」ページや、契約締結前交付書面(取引説明書)、取引約款等をご確認ください。