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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベント・コラムに関してお届けします。
先週の米国雇用統計はNFPが予想の上限を大きく超える強い数字を示しました。過去1年ほどのNFPの事前コンセンサスと実際の結果を比べると1回を除いて、ほぼ結果が上ブレています。エコノミストの予想がここまで一貫してズレるのも妙な話ですが、ひょっとすると金融機関の金利トレーダーのポジションが利下げ方向に傾いているのではないかと勘繰りたくなります。
そして来週はFOMC前の最後の重要指標であるCPIが発表されますが、最近の各国中銀の予想外の利上げが続きていることを考えると、米国のCPIも思いのほか強い数字が出てくる可能性もありそうです。前月発表された結果は前年比で総合CPIが4.9%、コアCPIが5.5%となっていました。たとえ、0.1%でも上昇してくるようだと、かなり不透明な状況でFOMCを待つこととなりそうです。