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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベント・コラムに関してお届けします。
今週は米国が独立記念日の祝日を挟んだため、一連の雇用関連の指標は全て6日に発表されますが、7日の雇用統計を前にADP全国雇用者数のコンセンサスと実際の結果がどのようにずれてくるのかを気にしておくとよいでしょう。
というのも、ADPと本番の雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)は異なる方向に動くことの方が多いためです。ADPが予想よりも弱ければNFPは予想よりも強くなることが割と多いのです。リバース・インジケータと化している感がありますが、今回はなんと予想26.7万人に対して49.7万人と大きく上振れしました。
となると、本番の数字が弱くなる可能性のほうが高いということになりますが、どうなるか。ただ、多少弱い数字が出たとしても7月の利上げ見通しが変わることは無いでしょう。