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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
最近は北京オリンピックとウクライナ問題ばかりが目立ちますが、ウクライナ問題は本当にこの先どうなるのか、さすがにロシアも欧米諸国を中心とした経済制裁が確実視される中での侵攻はしないのではないかと思いたいところですが、米国発のニュースを見ているとまったく安心できないという感じもします。
仮にウクライナ侵攻ということが起きて対ロシアへの経済制裁となると資源国でもあるロシアからの輸出が止まり原油高、さらなるインフレ、そして世界的な景気減速懸念という流れが見えてきます。おそらく短期的には現在の小康状態が続くものと思いますが、長期的には年内に危機がやってくる可能性は十分にあるかもしれません。
今週扱ったロシアルーブルの値動きも見ながら、ドルルーブルでドル高・ルーブル安が進むような時には何が起きているのか世界情勢に目を向けることが必要となってきそうですね。