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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
昨夜のFOMC、本日のスイス中銀、英中銀、ECBと一連の重要な金融政策決定会合が現在進行形で進んでいますが、スイス中銀の利上げが予想通り0.5%となったことで、特段のサプライズが無いままで終わりそうです。そうした中で、気にする人は気にするというのが来週20日の日銀の金融政策決定会合です。
もちろん、今回の会合では現状維持で必要あれば躊躇なく追加緩和と言うのでしょうが、来年4月で任期が終わる黒田総裁後の思惑で、2023年中にもこれまでの金融政策の検証を行うのではないかという観測記事が昨日の欧州時間に出ました。
このニュースを受けて一時的に円高に動きましたが、ポスト黒田総裁ということであれば、どこかで出口戦略の話が出てくることは間違いありません。ただ、これまでは数年後とかなり先のイメージでしたが、来年中にもという話が出てきたことで市場参加者の一部は気にし始めた動きです。
来週には本邦11月CPIが発表されますが、前回は総合CPIが年率で3.7%とかなり上昇してきただけに、まずは来週のCPIは気にする参加者が多いはずです。