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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
米国7月CPIは予想よりも低い数字ではあったものの、インフレ目標を考えるとまだまだ高いと言わざるを得ません。今回のドル円では、そのあたりも含めて今後の金融政策の考え方について書きましたが、次回9月21日のFOMCまで1か月以上あり、市場参加者はタカ派、ハト派ブレてくる可能性があります。今後出てくる数字は引き続き注目度は高いのですが、米国のインフレ目標は2%であることは忘れないでいたほうがよいでしょう。
日本のCPIも19日に発表されますが、予想は2.4%と主要国では唯一落ち着いた状況で、この状態でも本来予定していたインフレ率にしかならないというのは不思議です。それでも秋以降には日本のCPIも上昇する可能性が指摘されていますので、7月CPIも上振れする可能性は考えておきたいところです。
その場合、日本でも金利上昇思惑が働き円高ということになりますが、果たしてどうなるでしょうか。