月末はあまり大きなイベントが無い上に7月の米国雇用統計は第2金曜となりますので、注目度が高い経済指標は30日(木)の ドイツ6月CPI速報値と1日(金)の ユーロ圏6月CPI速報値という欧州でのインフレがどのような状況なのかが最も注目度が高いと言えるでしょう。
また先週は円債市場が注目を浴びたことで日本の経済指標の注目度も高めです。特に1日(金)の 日銀短観で各企業カテゴリーの景況判断がどのようなものとなっているのかは、将来的に出口戦略検討の思惑が再燃するかどうかを考える上で気になるところです。1日には6月東京区部CPIと5月失業率・有効求人倍率も発表されますので、日本の経済指標の注目度が高い一日となりそうです。