早いもので6月に入りました。
経済指標としては明日3日の米国雇用統計が日柄的な変化日とも重なるため、特に予想よりも悪い数字が出る場合の動きに注意が必要でしょう。
そして来週は9日木曜にECB理事会が開催されますが、予定通りQEを終了し、7月以降の利上げについて何らかの方向性が示されるはずです。これまでのECB関係者の発言から考えると、7~9月期には0.25%2回の計0.5%の利上げがコンセンサスですが、一部タカ派メンバーからは7月0.5%といった話も出始めていて欧州のインフレに対しての懸念がかなり強いことを伺わせます。
来週は他にも経済指標はありますが、ECB理事会が最大の注目材料です。