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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今後の注目イベントに関してお届けします。
今週はハト派ブレイナードFRB理事がタカ派な発言を行ったことで、もはやFRB内にはハト派はいないかもしれないという流れになっていますが、完全雇用に近い状態で現在のインフレ率はFRBにとっては相当に警戒すべき段階に入ってきたということです。
一時期パウエル議長同様にブレイナード理事もインフレを一時的と判断していたことが、今から振り返ると引き締めへの転換を遅らせ、ここに来て急速な利上げペースとなることが株式市場には悪材料とされ始めました。
米国の長短金利も利回りが逆転していますし、ウクライナ危機はFRBにとっても想定していなかった事態ですから、2022年後半は米国の景気鈍化が真剣に懸念される状態になっているかもしれません。昨夜の議事録を見ているとFRBの今後の舵取りがますます難しくなってきそうな印象を受けました。