ドル円(USDJPY)
FX
サマリー: 今週はドル円(USDJPY)をピックアップしました。一連の金融政策イベントが終わり日銀だけが緩和継続と他の主要中銀と異なる方向を向いていることが円安再開の動きとなり、今週は昨年11月以来の142円台を見ることとなりました。142円台はテクニカルにも重要な水準であること、週初に財務相がトーンは弱いものの牽制発言をしたことなどから、ごく短期的にはいったん下押しの局面にあるかと思います。今週はドル円の短期戦略を考えます。
今週の注目銘柄はドル円(USDJPY)をピックアップしました。
対欧州通貨での円安は際立っていて、ポンド円は2015年12月以来と国民投票前の水準を回復していますし、ユーロ円に至っては2008年9月以来とリーマンショック前の水準まで上げています。ドル円単体では介入警戒感もありますが、クロス円での介入はほぼ考えられないため、欧州通貨が強いことと併せて円安が加速している状況と言えます。
ただ、ドル円は今週142円台前半へと上げてきたことでかなり難しい局面を迎えています。昨年高値以降の日足チャートをご覧ください。
ドル円(USDJPY)
ドル円(USDJPY)は世界の主要国が利上げ継続、あるいは利上げ再開という引き締めスタンスが続く中で大規模緩和継続と違う方向を向いていることから、全ての通貨に対して円売りが強まってきました。対欧州通貨での円安は際立っていて、ポンド円は2015年12月以来と国民投票前の水準を回復していますし、ユーロ円に至っては2008年9月以来とリーマンショック前の水準まで上げています。ドル円単体では介入警戒感もありますが、クロス円での介入はほぼ考えられないため、欧州通貨が強いことと併せて円安が加速している状況と言えます。
ただ、ドル円は今週142円台前半へと上げてきたことでかなり難しい局面を迎えています。昨年高値以降の日足チャートをご覧ください。
昨年9月の介入後10月に151.942と1990年以来の円安を見ましたが、再度の介入で反落し11月に調整で買い戻しが入った際の戻り高値が142.250でした。今週の高値は142.370とわずかにその水準を上回っていますが、昨年高値とその後の安値の61.8%戻しが142.417となっていることから、142円台半ばまでは誤差の範囲と見てよいです。
昨日も引けでは141円台に下げていますので、テクニカルには142円台半ばを終値で超えてきた時に注意と見ることが出来るでしょう。
当局も三者会談以降は財務相がトーンは弱いものの牽制発言をしていますし、財務省の窓口である日銀為替課の担当者は金融機関と情報交換を行い、テクニカルに142円台半ばを上抜けると危ないという話は聞いているはずです。そして財務省の担当者も同様にテクニカルな見通しは聞いているであろうことを考えると、市場参加者としては試してみたくなるものの、半分は怖いもの見たさという面があります。
現在の金融政策の温度差を考えると、円安の流れが簡単に収まるとは思えませんが、短期的にはターゲット達成という印象が強く、反落を待って改めて買いたいというイメージです。142円台前半でのドル売り、1円程度の利食いと142円台半ばを終値で抜けてきた時はストップというシナリオを提示しておきます。
昨日も引けでは141円台に下げていますので、テクニカルには142円台半ばを終値で超えてきた時に注意と見ることが出来るでしょう。
当局も三者会談以降は財務相がトーンは弱いものの牽制発言をしていますし、財務省の窓口である日銀為替課の担当者は金融機関と情報交換を行い、テクニカルに142円台半ばを上抜けると危ないという話は聞いているはずです。そして財務省の担当者も同様にテクニカルな見通しは聞いているであろうことを考えると、市場参加者としては試してみたくなるものの、半分は怖いもの見たさという面があります。
現在の金融政策の温度差を考えると、円安の流れが簡単に収まるとは思えませんが、短期的にはターゲット達成という印象が強く、反落を待って改めて買いたいというイメージです。142円台前半でのドル売り、1円程度の利食いと142円台半ばを終値で抜けてきた時はストップというシナリオを提示しておきます。