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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週は注目通貨ペアとしてドル円を取り上げました。短期的には大規模介入の影響もあって上値が重くなっていましたが、長期的には日米金利差拡大が続くことから円安継続が中心的な考え方となっていました。しかし、米国CPIをきっかけに既に今年の高値は見たのではないかという流れになってきました。短期的にどの程度まで調整が進むのか、テクニカルな観点から考えます。
145円を重要なポイントとした理由はチャートに引いた青の水平線が145円水準ですが、9月には同水準がレジスタンスとなり、それ以降はサポートとなり変形ダブルトップのネックラインとなっていたことによります。
今回このネックラインを下抜けましたので、8月安値と10月高値の半値押しを見ると141.158となっていて、現在は同水準から140円の大台をターゲットに長期的な円安の流れに対する調整が入っていくと考えられます。これまでは、多くの市場参加者がまだまだ円安を見ていましたが、今回の動きで急速に2022年高値を見たという方向に変化していくと見られます。