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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週はユーロドル(EURUSD)を取り上げました。先週のECB理事会では事前予想は割れていたものの若干現状維持予想が多い中で0.25%の利上げが行われました。しかし利上げよりも当面の欧州景気減速への言及に反応しユーロドルは3月以来の水準へと売られています。今後のテクニカルなターゲットがどの水準となるのかを分析します。
現在のユーロドルは年初来高値1.12757を起点とした平行下降チャンネルの中で下げを続けていることが確認できます。また2022年安値と2023年高値の38.2%押しが1.06111となっていて本日の安値圏とほぼ一致していることもわかります。テクニカルにはいったん下げ止まりやすい水準ではあるものの、ドル全面高の環境でユーロドルを積極的に買う材料は見つかりませんので、戻しは限定的なものに留まり、以前の上昇チャンネルのサポートが現在はレジスタンスとなり1.07台後半がレジスタンスになってくると考えられます。
そして下値の目途ですが、次のターゲットとなる半値押しが1.04058となっていて、まだ距離があることから、まずは大台1.05水準、そして次に半値押しの1.04とほぼ100pips刻みでサポート兼ターゲットがあるという見方で良いでしょう。