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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: ユーロ円は主要国の金融政策の温度差の違いが最も出やすい通貨ペアです。今週から来週にかけての金融政策決定会合では、日銀は緩和継続、FRBは利上げも今回で打ち止め、ECBは利上げ後も引き締めが続くというのが現在のコンセンサスです。そうなると金利差に敏感な為替市場ではユーロ円の買いがもっとも出やすくなっていくと考えることが妥当です。すでに年初来高値を更新していますが、ここからどこまで上がるのかを考えていきます。
ユーロ円は今週に入り年初来高値を更新し、2014年12月以来の高値をつける動きとなっています。同月の高値149.789を上ぬめると2008年リーマンショック前の高値169.965まで目立ったレジスタンスが無いことから、思いの外あっさりと150円の大台を見に行くのではないかと考えています。
金融政策の方向性の違い、テクニカル分析の双方から早ければゴールデンウィーク中にもユーロ円の大台150円トライを見ることになるのではないかと思います。