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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週はテクニカルに短期底打ちとなった銘柄としてアマゾン、また短期底打ち形成中の銘柄としてベリサインをピックアップしました。先週のS&P500の振り返りにも書いたように中期トレンドは依然として下げですが、そうした中でテクニカルな観点から調整の戻しが入りやすい銘柄を選びました。
今週も米国個別株CFDを2つピックアップしますが、株式市場全般の地合いとしては先週の振り返りで見たS&P500や動画のNYダウで説明した通りで中期的な下降トレンドには変化は無いものと見ています。
ピックアップする銘柄としてはなかなか売りがお勧めというのも参考にしにくい方が多いと思いますので、今回も特徴的な銘柄を探して買いがお勧めの銘柄をピックアップします。
今回はテクニカルな観点で短期的に底打ちのチャートパターンを形成した銘柄としてアマゾン(AMZN.xnas)とパターンを形成中であるものの底堅い印象のベリサイン(VRSN.xnas)の2銘柄で、どちらもナスダック100の構成銘柄です。
(1) アマゾン(AMZN.xnas)
アマゾンは、説明不要ですね。アマゾンのサービスさえあればどこでも生活できるとよく言われますが、それを支える配送会社もすごいものです。私もかなりの頻度でアマゾンを使いますが、店舗だったら買わないような物でもとりあえず買ってみるかと思わせるのは実物を見ることが出来ない故の行動でしょうね。
アマゾン(AMZN.xnas)は低迷期を脱してきているチャートとなってきました。日足チャートをご覧ください。
年初から安値圏を3度目のトライでギャップダウンの下抜けを演じたアマゾンでしたが、5月にはダブルボトム(点線)を形成しネックラインを上抜けたことで、以前の安値圏である2700~2750ドル水準への戻りが期待できるのではないかと考えられます。ただ長期的に底を打ったという確信は持てないため、現状ではまだ短期的な戻りを期待するに留めたいと思います。
(2) ベリサイン(VRSN.xnas)
ベリサインは元々SSLサーバーの証明書発行の老舗企業として有名でしたが、同ビジネスをシマンテックに売却した(その後、さらに売却された)ことで、現在は世界に13あるルートサーバーのうち2つ(.comドメインと.netドメイン)を管理しているインターネットインフラ企業といえます。
こちらも日足チャートをご覧ください。