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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週は読み物としての日経平均株価超長期チャートを取り上げました。これは昨日のオンラインセミナーで現在の日本株は成長期にあり、あと27年上がる可能性があるという発言のサイクル分析での根拠を示したものです。気の長い話ですから子供の代への投資といった感じで参考にしていただければと思います。
まず、26日のオンラインセミナーにご参加いただきありがとうございました。
その際にいただいた質問に対して、日経平均株価は超長期で上昇サイクルの初期にあり、今後27年間上がる可能性があるという話をさせていただきましたので、今週はその根拠の詳細について補足させていただくこととしました。
ということで、今週の注目銘柄は超長期視点での日経平均株価となります。子供の世代への長期投資材料として読み物代わりにご覧ください。
当レポートを読まれている方であれば、日柄を参考にする際に私が天体サイクルも参考にしていることはご存知かと思います。
その天体サイクルのうち、木星と土星の会合周期(2つの惑星が同じ位置に並ぶ現象の周期)と日本の景気サイクルはかなり一致しています。約200年のサイクルを示すと以下のようになります。
1842年01月26日 | ↑ 成長期 |
1861年10月21日 | * 前半バブル、後半崩壊 |
1881年04月18日 | → 回復期 |
1901年11月29日 | ↑ 成長期 |
1921年09月10日 | * 前半バブル、後半崩壊 |
1940年08月08日 | → 回復期 |
1961年02月19日 | ↑ 成長期 |
1981年01月01日 | * 前半バブル、後半崩壊 |
2000年05月29日 | → 回復期 |
2020年12月22日 | ↑ 成長期 |
2040年10月31日 | * 前半バブル、後半崩壊? |
2060年04月08日 | → 回復期? |
木星と土星の会合は約20年毎に起きていて、それを60年ワンセットで考えると、最初の20年が成長期、次の20年の前半10年がバブル、後半10年がバブル崩壊、最後の20年がバブルからの回復期という動きとなっています。
景気のサイクルは上記の通りですが、日経平均は1949年から始まっていますので以下の四半期足チャートで1961年からの成長期、1981年からのバブル、1991年からのバブル崩壊、2000年からの回復期を縦線で示したので注目してみてください。
どうでしょうか?超長期チャートなので1年程度の誤差はありますが、おおよそフィットしていることがわかると思います。
つまり現在のサイクルで考えると、2020年12月から2040年10月までは成長期で株高、2040年10月から2049年10月まではバブル、2049年10月から2060年3月までがバブル崩壊、そして2060年4月からは回復期です。
このことから現時点の2023年から2049年まで約27年間は日本株は株高となる可能性が高いという見方を示したのですが、日本人としては今回もこのサイクル通りになり、日経平均史上最高値更新を来年あたり祝いたいものです。