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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週は昨日のNY株式ニュースで上昇を支えた銘柄として名前が出てきたエヌビディア(NVDA.xnas)と年末商戦への懸念が広がるギャップ(GAP.xnys)の2銘柄を取り上げます。
(1) エヌビディア(NVDA.xnas)
エヌビディア(NVDA.xnas)は、半導体メーカーとしてGPUで有名ですが、現在の同社のGPUは画像処理よりも汎用処理向けのGPGPU(GPはGeneral Purposeの略)が主力となっています。また昨年はソフトバンクグループからARMを買収したことでも有名になりました。
エヌビディアは年初来の株価が2倍以上になっていますが、ハイテク株が牽引する米国市場ではそれほど驚くべき上昇とも言えないでしょう。GPGPUとARMコアの更なるニーズ拡大を考えると、今後の更なる株価上昇も期待できそうです。
週足チャートをご覧ください。
直近の上昇を考えるとなかなか手を出しにくい値動きです。長期的な視点で300ドル、250ドルといった節目に下がることがあれば丁寧に買い増していくというスタンスとなりますが、少額を現行水準でも仕込んで、下がることがあればというほうが現実的かもしれません。
(2) ギャップ(GAP.xnys)
ギャップ(GAP.xnys)は、誰もが知っている衣料品のGAPです。同社の株価は一昨日の終値23.51ドルから昨日安値17.71ドルまで大きく値を下げることとなりました。決算内容が悪かったことが要因ですが、コロナショック以降の経済回復の中であらゆる業種でサプライチェーンの問題が指摘されている中、これから年末商戦を迎える同社にとってサプライチェーンの問題が大きくのしかかり、売り上げが懸念される状態も下げ幅を拡大させました。
こちらも現在の株価の位置を週足チャートで確認してみます。