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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 先週はファイザーとユナイテッド航空の2銘柄を見ましたが、上昇トレンドに回帰しつつある米国株の中でも相変わらず強いハイテク株に注目します。当レポートでもハイテク関連、特に半導体やメタバースといった言葉に代表されるような銘柄をピックアップしていますが、今週はメタバース関連で注目されているロブロックスと同社とのパートナーシップを進めているナイキを見てみましょう。
(1)ロブロックス(RBLX.xnys)
ロブロックス(RBLX.xnys)は、2004年に設立されたゲーム会社ですが、最近ではメタバースに舵を切り始め、公開されているオンラインゲームをプレイしながら友達と一緒に過ごしたり、同社が提供するRoblox Studioという開発ツールを使ってゲームを作成して公開することが可能だったりと、最近注目度が一段と上がってきています。
日足チャートを見てみましょう。
11月にそれまでの横ばいの動きを上抜け141.60の高値をつけましたが、そこからは調整局面で高値を切り下げる展開となっています。本格的な再上昇にはこのレジスタンスライン(青)を上抜ける必要がありますが、直近高値と直近安値との61.8%戻しの127.35はすぐにでもつけてもおかしくはないと思われます。
中長期的なスタンスで丁寧に買って高値更新を目指すというスタンスでよさそうです。
(2)ナイキ(NIKE.xnys)
ナイキ(NIKE.xnys)は誰もが知っているスニーカー、スポーツギアの会社ですが、今回のメタバース関連ではロブロックスの中にNIKELANDを作り、3Dアバターでミニゲームを競ったり、ショールームでナイキのギアを試したり、自作のミニゲームを作ったりと多くのメタバース体験を楽しめる世界を作っています。
高額のスニーカーNFTが行われる時代であることから、今後メタバース内でのビジネスを考えるとナイキは結構可能性があるのではないかという気がしますし、今はそのための実験をしていると言えるでしょう。
こちらも日足チャートで見てみましょう。
こちらは上昇後のもみあい局面ですね。もみあいを抜けた方に動きやすいと言えますが、上抜けを期待して現在の水準から下での押し目買いを考えます。ただ、サポートラインを下抜くといったん強めの調整が入る可能性もあるため、現状は打診買いで余裕を残しておくほうがよいかもしれません。