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最高投資ストラテジスト(Saxo Group)
サマリー:
Metaは第1四半期決算をで売上高、純利益ともに予想を大幅に上回り、第2四半期のガイダンスにおいて予想を大きく上振れる見通しを示すなど、オンライン広告業界が今四半期以降も回復に向かう兆しを示す内容となりました。マクロ的な観点では、これは非常にポジティブなことであり、米景気後退は差し迫っていないことを示唆しています。また、建設機械大手のCaterpillarが27日に発表した第1四半期決算は価格改定による効果が予想以上に寄与した結果、売上、利益いずれもコンセンサス予想を上回り、通期見通しに沿った堅調な内容となりました。次の重要な決算は米国市場の引け後に公表予定のAmazonで、投資家は同社が昨年第4四半期の営業利益の伸びを維持できるか否かに注目しています。
※本レポートは自動翻訳を一部修正したものです。原文と和訳に齟齬がある場合は原文が優先されます。
Caterpillar1Q決算:期待以上の需要の伸びに支えられ予想を上振れ
金利上昇の逆風を実感し始めている企業があるとすれば、世界最大の建設機械メーカーのCaterpillarはまさにそれに該当するでしょう。しかし、同社が先ほど発表した第1四半期の決算は予想を上回る内容となりました。価格改定の効果が大きく寄与したことに加えて販売台数が増加したことで、売上高は前年同期比17%増の159億ドルと予想の153億ドルを上回りました。また、値上げが奏功し営業利益は予想の24億ドルを大きく上振れし33億ドルとなりました。これは、Caterpillar社が需要に影響を及ぼすことなく顧客に対する価格転嫁力を維持していることを裏付けています。Caterpillar社は将来予想に関する記述において、経済が順調に推移するとの見通しを示しています。
Meta1Q決算:デジタル広告の回復を示す
Amazonは勢いを取り戻せるか?
27日引け後に公表される決算ではECサイト世界最大手のAmazonが注目されます。コンセンサス予想では同社の売上高は前年同期比7%増と、微増もしくは横這いに留まる見通しです。Amazonはパンデミック禍で先行きを見誤り、巨額の過剰投資を行ったことで長きにわたり苦戦を強いられてきました。一方、このところ進めているコスト削減の取り組みが奏功し、昨年第4四半期に見られた営業利益の伸びは一段と拡大する見込みです(グラフ参照)。