サマリー: 前回からオンラインセミナーでも紹介した人気銘柄のピックアップに変えています。同じ銘柄を繰り返し取り上げないようにするために、今週は人気第4位と第5位の銘柄として、ニオ(NIO.xnys)とメタ(META.xnas)の2銘柄を取り上げました。ニオは米国に上場する中国のEVメーカー、メタは旧フェイスブックです。まだ買い仕掛けしたい水準ではありませんが、いつ大きく上昇してもおかしくはないチャートパターンです。
7月14日のオンラインセミナーではSaxoTrader GOを使って、他の投資家が注目している銘柄に乗っかっていこうという選択基準を紹介しました。先週のピックアップも同手法によるピックアップでしたが、とりあえずワークしていたようです。
今週もこの「月人気(1か月での人気銘柄)から上位の銘柄で、直近の選択と重ならない銘柄」をピックアップします。上位3銘柄は重なりますので、4番目のニオ(NIO.xnys)と5番目のメタ(META.xnas)をピックアップしてみました。
(1) ニオ(NIO.xnys)
ニオ(NIO.xnys)は、米国に上場している中国のEVメーカーで自動運転やAIなどの技術を使って開発販売を行っています。規模的にはテスラの10分の1以下でEVメーカーランキングでは上位20位にやっと入ってくる程度の企業ではありますが、昨日からビッグサイトで開催されているイベントでも同社の高級EVが日本初展示されるなど最近の注目度は高いと言えます。
テクニカルには日足チャートをご覧ください。
直近1か月程度は6月高値をピークに下降ウェッジ状の短期下降トレンド入りしていますが、より長い目で見ると5月安値をボトムに反転パターンを形成中と見ることもできます。少なくとも6月高値からのレジスタンスラインを上抜けることがひつようですから、同銘柄に関しては18日高値を上抜け22ドル台に乗せてきたら追っかけて買うという戦略が良いと思います。
レジスタンスを上抜けない場合は当面様子見ということになりますが、将来性を考えると今後も時々見て行きたい銘柄のひとつと言えるでしょう。
(2)メタ(META.xnas)
メタ(META.xnas)という社名も慣れましたが、旧フェイスブックです。みずほ銀行がメタバースでの店舗開設など相変わらずメタバース関連のニュースは多いのですが、一般的かと言われるとまだまだ一部のアーリーアダプターの興味の域を出ていない印象です。
しかし個人的な興味として過去にも何度か取り上げましたが、メタが販売するVRゴーグルのシェアは圧倒的で最近では約1500万台とメジャーなゲーム機と肩を並べる台数となり、他のVR機器全てを合わせてもその半分程度ですから今後ますます期待できるのではないかという数字です。スマホで言うと一時期のiPhone、現在のandroidというシェアに近いですね。
こちらもテクニカルには日足チャートをご覧ください。