口座開設は無料。オンラインで簡単にお申し込みいただけます。
最短3分で入力完了!
アナリスト/アセンダント代表
サマリー: サクソバンク証券では、個別株CFD、株式指数CFD、商品CFD合わせて約8,500銘柄以上の取引が可能です。日本株CFDは国内最多水準の約1,500銘柄、米国関連CFDは取引時間外も取引可能となっています。アセンダント社の山中 康司氏による、CFDのピックアップ銘柄についてのレポートをお読みいただき、CFD取引のヒントとしてご活用ください。
当レポートではSaxoTraderGOを使用しています。SaxoTraderGOの概要は以下のページをご覧ください。
SaxoTraderGO概要
サクソバンク証券では、個別株CFD、株式指数CFD、商品CFD合わせて約8,500銘柄以上の取引が可能です。日本株CFDは国内最多水準の約1,500銘柄、米国関連CFDは取引時間外も取引可能となっています。
CFD銘柄のピックアップは、広くCFD(株価指数、各国個別株、コモディティ)の中から5銘柄をピックアップしていきます。
(1) autochartistによるピックアップ
株価指数、米国個別株、欧州個別株はautochartistを使ったピックアップとし基準は以下の通りとします。
資産クラス=個別株CFD、株価指数CFD
パターンタイプ=チャートパターンとキーレベルパターンのブレークアウト
確率=70%以上(選択肢が少ない場合は65%以上もしくは60%以上まで拡大)
間隔=4時間足+日足
上記フィルターでスクリーニングをかけ、可能な限り経過本数が少なく、かつなるべく信頼度が高いCFDを選びます。その時の株式市場全体の地合いを考慮して買い・売り双方からピックアップします。autochartistでは利食いと損切のターゲットも示されていますので、これらもそのまま使うこととします。
(2)スクリーナーによるピックアップ
日本個別株、香港個別株、商品CFDはautochartistにリストアップされていないため、SaxoTraderのスクリーナー機能を使います。個別株は流動性も考慮し中型株以上に相当する銘柄(時価総額10億米ドル以上)から、サクソバンク証券で多くの投資家に選ばれていて1週間で人気があった「週人気」の銘柄を選択の基準とします。つまり買いのピックアップとなります。
さらに絞り込むため、市場予想平均が「買い」と「強い買い」となっている銘柄のうち、テクニカルを併用しなるべく価格が20日単純移動移動平均線よりも上にあることを条件とします。移動平均線よりも下にある場合には短期RSI(パラメータ3)を確認し売られ過ぎの水準から買いに転じた銘柄のピックアップを行います。
スクリーナーによるピックアップの利食いや損切りのターゲットについては、テクニカルに明確なターゲットが存在する銘柄のみ併記することとします。なお、(1)、(2)のピックアップともチャート的に特に注意すべき点がある場合には補足コメントとして追記します。
前回執筆日(6月4日)から本日まで、米中協議を中心としてトランプ関税の各国との進捗状況が大きなテーマであることに変わりはありませんが、先週木曜以降イスラエルがイランを攻撃したことをきっかけに急速に中東情勢に対する懸念が大きくなってきました。当初は止める側と見られた米国はトランプ大統領がG7サミットから1日で帰国し、イランに対して軍事介入を行う決定をしたことで一段と懸念が強まっています。 金融市場では米国株はリスクオフの動きから下げ、コモディティ(金、原油)は高値圏での動きを続けていますが、為替市場では米国同時多発テロ以前に聞かれた有事のドル買いという言葉をよく耳にします。実際に対主要通貨でも米ドルは強く、ドル円は145円台へとドル高・円安が進んできました。同時多発テロ以降は紛争地から遠い国、あるいは関与していない国の通貨が買われやすいケースが多かったのですが、今回は円買いとはならず、また米国の介入ニュースが出ても米ドルは強いままです。 米国民の多くは軍事介入に反対していることや、トランプ政権1期目には戦争は無かったという点をアピールしていたことを考えると今後の展開次第ではトランプ大統領の支持率低下につながる可能性が高く、そうなると改めて金融市場も不安定になってくるのではないかと考えています。
それでは前回ピックアップした5銘柄のその後の展開を振り返っておきます。
(1) 米国個別株:マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA.xnas) 上昇チャンネルの下抜けによる売りシグナルで、ターゲットが12.7552、ストップが16.6800、観察期間をやや延長して6月11日まで見ることとしていました。その後の同社株は現状では2週間前とほぼ同水準なのですが、11日まではじり高となり10日にストップがついて終わりました。 以上、autocartistからのピックアップは1銘柄は継続観察としていますが残りは2敗、今回の銘柄はまったくワークせずという結果に終わりました。 次に週人気銘柄からテクニカルに買いシグナル(短期RSIのゾーン・エグジット)が出た銘柄のピックアップを見ていきます。 NYココア先物7月限CFDも買いのゾーン・エグジットパターンが既に出現していました。執筆時点で9758.1でしたが、10日には逆方向のゾーン・エグジットが発生したため、翌営業日の11日寄り付き9551.1での損切り決済です。
(2) 米国投資信託:メディカル・プロパティーズ・トラスト(MPW.xnys)
サポートレベルの下抜けによる売りシグナルで、ターゲットが3.63、ストップが5.86、観察期間が59日と長いため、しばらく継続して見ていく銘柄としました。その後若干上昇後に再び下げ、13日に4.37まで下げたことで直近安値は下回ったもののターゲットには到達していません。継続して見ていてよいでしょう。
(3) 主要株価指数:日本225株価指数(JP225.I JPY)
トライアングルの下抜けによる売りシグナルで、ターゲットが35150.6、ストップが38449.2、観察期間は本日まで(6月18日)としました。日経平均株価は米国株が下げる中で堅調な動きを示し、10日時点でストップアウトしています。
任天堂は週人気銘柄の中で売られ過ぎの水準から買いに転じた銘柄として選びました。前回執筆日時点で12085円、その後細かい上下はあったものの買われすぎゾーンには入らず、17日に買われすぎゾーンにエントリーしてきました。現時点で13300円台まで上昇していますので、ゾーンエグジットを待たずに利食い売りを入れることとします。
テクニカルには利食い売りシグナルを待つべきですが、autochartist銘柄で2敗していますので任天堂で逆転勝利にしておきたいと思いました。
こちらは10日の急反落で損切りに終わりましたが、今回はautochartisitが2敗、商品CFDも敗けとさんざんな結果に終わりましたが、任天堂が1200円抜きと10%の利益となったので結果オーライというところでしょうか。
中東情勢もあり、ファンダメンタルズ的には今回も米国株を積極的に買いたくはない流れが続いています。今回も3銘柄とも売りから選ぶこととしました。
今週は売り銘柄を3つ米国個別株からピックアップしました。
コカ・コーラは説明不要ですね。
トライアングルの下抜けによる売りシグナルで、ターゲットが68.62、ストップが72.69となっています。観察期間は15日で1日経過しているため次回執筆日までとします。また既に下げてきているため、エントリー価格とターゲットまでの距離に合わせてストップの水準も下げて見ていきます。
ナイキも説明不要ですね。
(5)日本個別株:リクルート(6098.xtks)
こちらもトヨタと同じパターンで執筆時点での買いは7996円となっています。仕切りも同様に考えます。
【ご留意事項】
■当資料は、いずれも情報提供のみを目的としたものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
■当資料は、作成時点において執筆者またはサクソバンク証券(以下「当社」)が信頼できると判断した情報やデータ等に基づいていますが、執筆者または当社はその正確性、完全性等を保証するものではありません。当資料の利用により生じた損害についても、執筆者または当社は責任を負いません。
■当資料で示される意見は執筆者によるものであり、当社の考えを反映するものではありません。また、これら意見はあくまでも参考として申し述べたものであり、推奨を意味せず、また、いずれの記述も将来の傾向、数値、投資成果等を示唆もしくは保証するものではありません。
■当資料に記載の情報は作成時点のものであり、予告なしに変更することがあります。
■当資料の全部か一部かを問わず、無断での転用、複製、再配信、ウェブサイトへの投稿や掲載等を行うことはできません。
■上記のほか、当資料の閲覧・ご利用に関する「免責事項」をご確認ください。
■当社が提供するデリバティブ取引は、為替相場、有価証券の価格や指数、貴金属その他の商品相場または金利等の変動によって損失を生じるおそれがあります。また、お預けいただく証拠金額に比べてお取引可能な金額が大きいため、その損失は、預託された証拠金の額を上回る恐れがあります。
■当社が提供する外国証券取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。手数料については、「取引金額×一定料率」又は「取引数量×一定金額」で求めた手数料が一回の取引ごとに課金されます。ただし手数料の合計額が当社の定める最低手数料に満たない場合は、手数料に代えて最低手数料を徴収させていただきます。また取引所手数料等の追加費用がかかる場合があります。
■取引にあたっては、取引説明書および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。
■当社でのお取引にかかるリスクやコスト等については、こちらも必ずご確認ください。
サクソバンク証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
https://www.home.saxo/ja-jp