【マーケットニュース】トランプ政権、対中制裁関税発動
トランプ政権が仕掛けたともいえる貿易摩擦から、今週は米中貿易戦争への懸念から市場は震撼させられました。中国人民元の下落と上海株式市場下落の悪循環が始まり、中国人民元は3月末以降6%の下落となり、2015年以来の急落となりました。上海総合指数は3月以降17%下落し、米中貿易摩擦リスクをトリガーにした投機売りは東京株式市場の上値を強く圧迫しました。本日、日本時間13時01分、トランプ米政権は対中制裁関税(340億ドル相当)を発動させました。トランプ大統領は今後の展開次第では、中国からの輸入品ほぼ全てに関税を課す可能性を示唆し、世界の二大経済大国が幅広く高関税をかけ合う異常事態に突入することになります。
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▶ WTI原油は息切れか。一時75ドル台まで買われるも後半は失速!
4日の米国独立記念日を控えた週前半は引き続き原油が変われ75ドルを超えてきましたが、独立記念日を前にポジションの調整や手じまい売りも見られる展開に。その後は値を戻す場面もありましたが独立記念日のために後ろにずれていた米在庫統計の発表で予想に反して在庫が積み増しとなっていたため再度売られる展開になり72ドル半ばまで売られる場面も。今後は米中貿易戦争の展開に注目が集まりそうです。
【WTI原油先物CFDつなぎ足 1時間足チャート】
▶ 金ドル(XAUUSD)は反発の兆しか!
ここのところ年初来安値を更新してきた金ドル(XAUUSD)価格は、今週前半もドル高を背景に売られる展開となり、 昨年12月の安値水準に。その後はドルが対ユーロで弱含んだことや、貿易戦争への警戒感およびショートポジションの調整を要因に値を戻し始めています。ここで底値を固めてくるのか、それともさらなる安値更新となるのか注目が集まります。
【XAUUSD 日足チャート】
マクロウォッチリスト
田代岳 【欧州の視点で読み解くマーケット】 | |
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いよいよ本日、米国が中国に関税を課す日です。米国が6日に発動する関税は340億ドルと、約3兆7500億円ほどです。米国は中国による知的財産侵害を理由に500億ドルの中国製品に25%の関税を課す予定です。まず第1弾として6日に340億ドル相当818品目、自動車や産業ロボットなどに関税が発動されます。 | |
成田博之【需給動向と相関が語る世界】 | |
今週のピックアップ銘柄: | |
山中康司 【テクニカル分析に強くなるオートチャーティスト】 | |
オートチャーティストで通貨ペアを選択する際にいくつかの判断基準が出ていますが、その中でも「確率」と「信頼度」がオートチャーティストらしさが出ている基準だと思います。マニュアルをご覧になっている方はご存知だと思いますが、今回はこれら2つの違いを簡単にまとめておきたいと思います。 |
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