【マーケットニュース】米中追加関税発動 どうなる米国株式

22日から再開された通商協議で米中貿易摩擦の悪化回避を目指す中、23日日本時間13時01 分、米国が160 億ドル(約1.8兆円)の対中輸入に対する追加関税を発動させました。発動決定は8月7日に公表済であり、市場の反応は限定的でした。また、中国も報復措置として対米輸入160 億ドルに対する追加関税の適用を開始しました。こちらも8月8日に決定済の内容で市場からの大きな反応はみられませんでした。7月6日に「第1弾」となる340億ドル分を発動し米中貿易対立は激しさを増しており、予定通り「第2弾」の実施に踏み切る結果となったわけです。  続きはこちら ▶

米国のトランプ大統領は8 月22 日、Twitter で「私は国務長官に対して、南アフリカの土地及び農地の押収と収用、並びに農家の大規模な殺害についてしっかりと調査するように要請した。政府は現在、白人農家から土地を押収しつつある」と呟いた。市場では、トランプ政権は南アフリカ政府が実現を目指す土地改革に介入すべく同国に対して経済制裁を科す可能性が出てきたとの懸念が浮上し、通貨ランドが下落。このところ戻り基調が続いてきた南アフリカランドが反落となった。 しかしながら、米国が近い将来に南アフリカに対して土地改革を理由とした経済制裁を科す可能性は低いと思われる。 南アフリカでは来年前半に総選挙が予定されており、土地改革は重要な争点となる可能性が高く、与党ANC はそれまでに土地改革の概要を明らかにする公算が大きいと考えらえる。極端に不利な内容でなければ、トランプ政権がそれに対して経済制裁を科すのは常識的に内政干渉であって、南アフリカ政府をはじめとする他の国々から非難を浴びるのは必至なはずだ。 ランドのボラティリティー拡大に直面する中、南アフリカ準備銀行は金融政策で「慎重なアプローチ」を取ると同中銀のグループ副総裁が見解を述べた。また、最近の為替相場変動は多くが「外的」要因によるもので、国内要因ではないとも述べ押し目を拾うチャンスも近いかもしれない。

 

【南アランド円(ZARJPY)日足チャート】


マクロウォッチリスト


田代岳 【FXオプションを使ったトレード戦略】

田代岳

6月以降はおおむね109円から113円のレンジで取引されています。米国人宣教師の軟禁問題などから生じたUSD-TRYの下落、米中貿易摩擦からのUSD-CHNの下落、さらには米国金利の方向性も相まっての新興国市場の動揺、欧州ではトルコの問題にイタリアのポピュリスト政権による財政悪化懸念などもあるため、それなりに市場には問題が山積です。そのような中、USD-JPYの動きの安定感は抜群ともいえます。そして、米国との金利差もあって、基本ドルのポジションは買いからのほうが入りやすいという心理的な安心感もあり、上記のようなチャートを意識した場合、110円近辺はある程度中期的に買い玉を持つことは悪くない戦略かもしれません。

●ドル円FXの買いとOTM(アウト・オブ・ザ・マネー)のプットオプションの買いを組み合わせたヘッジ+ど転戦略
●GBP-USD OTM Callの買い

続きはこちら ▶


成田博之【需給動向と相関が語る世界】

成田博之

精製業者の強い需要などを受け、米原油在庫の減少幅が予想されていました。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が8月22日発表した先週の週間統計によると、米原油在庫は約583万バレル減少となり、予想を大幅に上回りました。その結果、昨日、原油先物価格は2%の上昇となりました。 しかし、これまでの下降スイングが上昇に転換していません。

●原油先物価格
●COTインデックス
●季節性周期(シーズナル)
●バリュエーションモデル
●テクニカル分析

続きはこちら ▶

山中康司 【テクニカル分析に強くなるオートチャーティスト】

山中康司

今週のトランプ大統領によるドル高けん制発言は20日のNY市場で中国と欧州を通貨安に誘導していると名指しで批判しました。同様にFRBの引き締めスタンスについても批判し暗にスピードの速い利上げをけん制していますが、今回の流れは7月19日のドル高けん制発言とまったく同様です。7月19日にトランプ大統領は、強いドルは米国に不利、FRBの追加利上げを喜ばしくない、と基本的にドル高けん制、FRBの利上げけん制という為替政策と金融政策2つに対する意見は一貫しています。

<今週のピックアップ銘柄>
●EURSEKの売り
●GBPNOKの売り
●CADCHFの売り

続きはこちら ▶


【お知らせ】ラジオ番組「トレーディングフロア」動画配信中!

ラジオNIKKEIの番組公式ページはこちら ▶
過去動画はパンローリングチャネルからご覧いただけます。

取引ツールログインは こちら▶

サクソバンク証券のFXページは こちら ▶


サクソバンク証券のCFDページは こちら ▶

サクソバンク証券公式Twitterアカウントはこちら▶

 


以上、ご不明な点などにつきましては、末尾記載の連絡先までお気軽にお問合せください。
今後とも当社をご贔屓いただければ誠に幸甚に存じます。

サクソバンク証券株式会社




 

サクソバンク証券株式会社
Saxo Bank Securities Ltd.
Izumi Garden Tower 36F
1-6-1 Roppongi Minato-ku
Tokyo 106-6036
〒106-6036 東京都港区六本木1-6-1
泉ガーデンタワー36F

お問い合わせ

国・地域を選択

日本
日本

【重要事項及びリスク開示】

■外国為替証拠金取引は各通貨の価格を、貴金属証拠金取引は各貴金属の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、売買の状況によってはスワップポイントの支払いが発生したり、通貨の金利や貴金属のリースレート等の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じたりすることがあります。
■外国為替オプション取引は外国為替証拠金取引の通貨を、貴金属オプション取引は貴金属証拠金取引の貴金属を原資産とし、原資産の値動きやその変動率に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、オプションの価値は時間の経過により減少します。また、オプションの売り側は権利行使に応える義務があります。
■株価指数CFD取引は株価指数や株価指数を対象としたETFを、個別株CFD取引は個別株や個別株関連のETFを、債券CFD取引は債券や債券を対象としたETFを、その他証券CFD取引はその他の外国上場株式関連ETF等を、商品CFD取引は商品先物取引をそれぞれ原資産とし、それらの価格の変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、建玉や売買の状況によってはオーバーナイト金利、キャリングコスト、借入金利、配当等調整金の支払いが発生したり、通貨の金利の変動によりオーバーナイト金利が受取りから支払いに転じたりすることがあります。
■上記全ての取引においては、当社が提示する売価格と買価格にスプレッド(価格差)があり、お客様から見た買価格のほうが売価格よりも高くなります。
■先物取引は各原資産の価格を指標とし、それらの変動に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。
■外国株式・指数オプション取引は、対象とする有価証券の市場価格や対象となる指数、あるいは当該外国上場株式の裏付けとなっている資産の価格や評価額の変動、指数の数値等に対する予測を誤った場合等に損失が発生します。また、対象とする有価証券の発行者の信用状況の変化等により、損失が発生することがあります。なお、オプションを行使できる期間には制限がありますので留意が必要です。さらに、外国株式・指数オプションは、市場価格が現実の市場価格等に応じて変動するため、その変動率は現実の市場価格等に比べて大きくなる傾向があり、意図したとおりに取引ができず、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。また取引対象となる外国上場株式が上場廃止となる場合には、当該外国株式オプションも上場廃止され、また、外国株式オプションの取引状況を勘案して当該外国株式オプションが上場廃止とされる場合があり、その際、取引最終日及び権利行使日が繰り上げられることや権利行使の機会が失われることがあります。対象外国上場株式が売買停止となった場合や対象外国上場株式の発行者が、人的分割を行う場合等には、当該外国株式オプションも取引停止となることがあります。また買方特有のリスクとして、外国株式・指数オプションは期限商品であり、買方がアウトオブザマネーの状態で、取引最終日までに転売を行わず、また権利行使日に権利行使を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を失うことになります。また売方特有のリスクとして、売方は証拠金を上回る取引を行うこととなり、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。売方は、外国株式・指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れ又は預託しなければなりません。その後、相場の変動や代用外国上場株式の値下がりにより不足額が発生した場合には、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要となります。また売方は、権利行使の割当てを受けたときには、必ずこれに応じなければなりません。すなわち、売方は、権利行使の割当てを受けた際には、コールオプションの場合には売付外国上場株式が、プットオプションの場合は買付代金が必要となりますから、特に注意が必要です。さらに売方は、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、損失を被った状態で建玉の一部又は全部を決済される場合もあります。さらにこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。外国株式・指数オプション取引(売建て)を行うにあたっては、所定の証拠金を担保として差し入れ又は預託していただきます。証拠金率は各銘柄のリスクによって異なりますので、発注前の取引画面でご確認ください。
■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、取引証拠金を事前に当社に預託する必要があります。取引証拠金の最低必要額は取引可能な額に比べて小さいため、損失が取引証拠金の額を上回る可能性があります。この最低必要額は、取引金額に対する一定の比率で設定されおり、口座の区分(個人または法人)や個別の銘柄によって異なりますが、平常時は銘柄の流動性や価格変動性あるいは法令等若しくは当社が加入する自主規制団体の規則等に基づいて当社が決定し、必要に応じて変更します。ただし法人が行う外国為替証拠金取引については、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用いて通貨ペアごとに算出(1週間に1度)した比率を下回らないように当社が設定します。
■上記全ての取引(ただしオプション取引の買いを除く)は、損失が無制限に拡大することを防止するために自動ロスカット(自動ストップロス)が適用されますが、これによって確定した損失についてもお客様の負担となります。また自動ロスカットは決済価格を保証するものではなく、損失がお預かりしている取引証拠金の額を超える可能性があります。
■外国証券売買取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。
■取引にあたっては、契約締結前交付書面(取引説明書)および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。

サクソバンク証券株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会
手数料:各商品の取引手数料についてはサクソバンク証券ウェブサイトの「取引手数料」ページや、契約締結前交付書面(取引説明書)、取引約款等をご確認ください。