NYダウCFD(US30.I)
株価指数
サマリー: 強い米国CPIに反応し為替市場はドル高、株式市場は株安で反応しましたが、CPI発表当日だけでNYダウは1000ドルを超える下げを演じました。来週のFOMCでは0.75%の利上げがコンセンサスとなっていますが、まだまだ金利先高観があることを考えると株式市場は戻りが鈍く、一段安を試す可能性が高そうです。テクニカルな観点から下値のターゲットを考えてみます。
今週はNYダウCFD(US30.I)と米国個別株CFDを2つ取り上げます。
■NYダウCFD(US30.I)
NYダウCFD(US30.I)は、長期的には年初の史上最高値から下げ続け6月に年初来安値をつけましたが、その後は8月16日に戻り高値をつけ再び下げに転じる動きとなっていました。下げの最大の要因は米国の利上げ思惑がより大きく早いタイミングで実施されることを悪材料としたことですが、インフレを抑えるためには景気後退リスクも厭わずといったFRBの姿勢もジャクソンホール以降は気にする参加者が着実に増えていたように思います。そしてダメ押しとなったのが予想よりも強かった米国CPIで、9月の利上げ織り込み度は0.75%をコンセンサスに一部では1.0%の利上げをも見込むこととなり、ダウはCPIの結果を受けて1000ドルを超える下げを演じることとなりました。
来週にはFOMCがあり、おそらくは0.75%の利上げが行われるものと思いますが、イベント通過で悪材料出尽くしとなる動きは考えにくく、今後の更なる金利上昇を見込んで続落する可能性のほうが高いように思います。テクニカルにはどうなのか、日足チャートを見てみましょう。
6月安値と8月高値との76.4%押しが30740.6となっていますので、まずは同水準を試し、中期的には30000ドルの大台を試す可能性は高いと見ています。米金利上昇によるドル高と、株安の動きは米金利がピークとなる3.75%~4.00%へと上昇するまでは継続しやすいということになりそうです。