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アナリスト/アセンダント代表
サマリー: 今週は変わったところでシカゴコーン先物CFD(CORN)をピックアップしました。シカゴコーンは週足レベルの長期チャートを見ると6月最終週の下げで重要なサポートをことごとく下抜け、その後過去のサポート水準まで戻しています。ここで上げが止まるという前提になりますが、ここから再度下げ始めると一段と大きな下げにつながる可能性が高いチャートとなってきましたので、しばらく追っかけてみてください。
今週の注目銘柄はシカゴコーン先物CFD(CORN)をピックアップしました。
シカゴコーン先物CFDがテクニカルに一段の下げを見せそうなチャートとなっていますので、今週はシカゴコーン先物CFDを見てみましょう。
まず、コーン(とうもろこし)の取引単位ですが、1ブッシェル(約25.4kg)あたりのセント価格で示されます。19日終値を例にすると1ブッシェル545.25セントという感じです。ざっくりと5.5ドルですから、1kgあたり約22セント(約30円)とすごく安い気がしますね。また穀物によって1ブッシェルの重さは異なり、小麦や大豆だと約27.2kgと紛らわしいです。
また日本はコーンの輸入量が多く、国としては中国、メキシコに次いで世界第3位。輸入先としては米国が最大です。
そんなコーンですが、テクニカルに上値が重たい長期チャートとなっていますので、週足チャートをご覧ください。
6月最終週に連日下げたことで年初来安値、昨年安値、2021年安値とことごとく下回る値動きを見せています。しかも2021年安値は2020年安値と2022年高値の61.8%押しとも重なる水準で、同水準を下抜けたことで一段安の可能性を考えざるをえなくなってきました。その後の戻しがそれまでの年初来安値、昨年安値が重なる水準で止められる場合には、再度下げに転じる可能性が高まりそうです。
次のテクニカルなターゲットとしては78.6%押しの412.98となりますが、まだかなり離れているため、まずは戻しがこれで終わるかどうかを確認の上で、再度7月安値をトライしに行く流れを考えています。