【マーケットニュース】1-3月期に株価下落の年は、5月上昇のケースが多い!?

【今週の日経平均株価動向】
今週月曜日の日経平均は続落して、前週末比74円20銭(0.33%)安の2万2088円04銭で取引を終了しました。先週末の米株市場でアップル株が急落して、東京株式市場でも流れを引き継ぐ形で電子部品や半導体関連株の下落が目立ちました。北朝鮮がICBM実験を停止し、同国北部の核実験施設を廃棄と発表しましたが、株式市場の影響は限定的となりました。 火曜日の日経平均は3営業日ぶりの反発となり、前日比190円08銭(0.86%)高の2万2278円12銭で取引を終え、2月27日以来の高値となりました。円安ドル高基調と中国政府による内需拡大策から上海株が上昇し、東京株式市場でも関連銘柄に買いが先行となりました。

水曜日の日経平均は前日の米国株式市場の下落を嫌気して、前日比62円80銭(0.28%)安の2万2215円32銭で取引を終了しました。米キャタピラーの大幅下落が嫌気され、機械など景気敏感株が軟調に推移となりました。一方で、日銀による大口ETF買いや、国内外の投資家による内需関連株買いが入り相場を支えました。 木曜日の日経平均は反発して、前日比104円29銭(0.47%)高の2万2319円61銭で取引を終了しました。好決算の東エレクが約8%上昇して、日経平均を約60円押し上げました。午後はゴールデンウイークを前にした利益確定売りが観測され上値の圧迫要因となりました。また、日米主要企業の決算発表を見極めたいとするムードが市場に広がりました。

本日の日経平均株価は続伸して、前日比148円26銭(0.66%)高の2万2467円87銭で終えました。フェイスブックなど米企業の業績成長を好感して前日の米国株式市場が大幅高となったことを好感した買いが優勢となりました。国内で2018年3月期決算発表が本格化となり、京セラやアドテストなど今期の増益見通しを示した銘柄には買いが先行する中一方で、前日の取引終了後今期に大幅減益を見込むと発表したファナックが大幅下落となり、日経平均の上値を抑えました。

【日銀金融政策決定会合】
日本銀行は昨日から本日まで開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を発表しました。10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買入れを行うことを決定し、買入れ額については、概ね現状程度の買入れペース(保有残高の増加額年間約80兆円)をめどとしつつ、金利操作方針を実現するよう運営するとの目標を維持することを決めたと発表しました。また、日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利を適用するとの目標を維持することを決めたと発表しました。ETF及びJ-REITについて、保有残高がそれぞれ約6兆円、年間約900億円に相当するベースで増加するよう買い入れを行うとのことです。

【セル・イン・メイのアノマリーを覆す?】 
来週から5月相場入りとなります。今年は1-3 月期の日経平均騰落率が約5.8%のマイナスとなりました。セル・イン・メイとのアノマリーもありますが、最近の傾向をみますと、1-3 月期の株価が下落となった場合には、4-6 月期に上昇となるケースが多く(1990 年以降で1-3月期の日経平均が下落した年は昨年まで12 回、そのうち8回は4-6月期の株価が上昇)。また、5月4日 発表予定の米4月雇用統計で、非農業部門雇用者数の反動増が期待されています。3月の非農業部門雇用者数は市場予想を大きく下回り、2017年9月以来の小幅な増加となりました。一方で、平均時給の伸びは加速し、労働市場の引き締まりを示唆した結果でもありました。最近の米国株式市場では金利上昇に対する警戒感も台頭しているだけに予想を上回る結果からの金利上昇の動きは見極める必要性があるかもしれません。東京株式市場では、米雇用者数増加幅の急回復となれば、日本株はその後約1ヵ月にわたって堅調になる傾向があるだけに、金利上昇と雇用統計の綱引きも観測されるかもしれません。 

▶ 田代岳 「欧州の視点で読み解くマーケット」更新日: 4月26日

田代岳

ECB理事会でのポイント:本日のECB理事会では、フォワード・ガイダンスの変更はないと思われますが、どこまで声明とドラギ総裁の会見がタカかハトに触れるかのファジーな判断となるでしょう。  
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▶ 成田博之「需給動向と相関が語る世界」更新日:4月 22日

成田博之

NY金先物:COTレポートをみる限り、実需筋のコマーシャルズと大口投資家のファンド筋に変化はありません。完全に動機薄になっているため、COTレポートインデックスは50%のニュートラルに位置しています。 
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▶ 山中康司 「テクニカル分析に強くなるオートチャーティスト」更新日: 4月 26日

山中康司

日柄について:先週は計算ばかりでしたし今週はゴールデンウィーク直前なので、カジュアルなテーマかつチャートの分析に関連する話をしましょう。   
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▶ 米10年債利回りが3%を突破!ドル高の流れに。  

米国10年債利回りが24日の米市場で一時、大きな節目である3%を突破。供給拡大懸念と米金融政策当局による追加利上げが意識された事が原因。ドルが全面高となりドルインデックス(USDINDEXJUN18)は91台半ばを記録。ドル円は109.50目前まで上昇し、ユーロドルは一時1.2100を割り込む動きとなりました。高金利通貨ペアであるトルコリラ円は一旦27円にタッチした後、少し押し戻されたものの再度27円に迫っています。  


▶ 米決算シーズン到来。Facebookは最高益。ボーイングは57%増。 

米国株式の決算シーズンが到来しました。Facebook(FB:xnas)は25日の引け後に最高益となり、時間外取引では7%以上上昇しました。ボーイング(BA:xnys)の第一四半期決算では純利益が24億7700万ドル(約2700億円)と前年同期比で57%増加し、前日4%を超える水準で引けました。 今後の注目される企業の決算は4/27(金)シェブロン(CVX:xnys)エクソンモービル(XOM:xnys)4/30(月)マクドナルド(MCD:xnys)等があります。  

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