コロナに限らず起こりうる相場暴落、チャンスに変える日本株式CFD
![]() | 相場師朗氏 プロフィールトレード歴38年以上の株職人。“株匠” を目指している。20歳で株の売買を始めてから20年間、「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、どの市場でも大きな利益を生み出している 研究発表の場として、投資塾「株塾」を主宰。塾生は増加し続け、今やアジア最大級となる。講演活動にも積極的で、その場は日本のみならず、米国、台湾、イギリス、ドイツ、フランス、シンガポールなどにも広がる。 ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。 |
コロナショック(暴落)が相場のチャンスととらえ動きをとるも、日々危機感をもって流れるニュースに翻弄され、ピンチに陥るトレーダーも多く存在する。勝ち組トレーダーになるにはどうしたらよいのか、また日本株式CFDをチャンスをつかむツールとするには? そのヒントの一端を今回のコロナショックも事前に見越した中で利益をあげたという、トレード歴38年以上、これまで数々起こったショックに左右されず勝ち組であり続け、数多くの塾生を導いている、“株職人”こと相場師朗さんに話を伺った。
伊澤: 相場先生はチャート分析による取引を得意とされています。現在の相場環境をどのようにご覧になっていますか?
相場: コロナ以前も以降も、私の取引手法は何も変わりません。2020年2月にコロナショックが起こりましたが、その半年前にも同様の暴落がありました。移動平均線を見れば、暴落前も暴落後も同じ形になっていることがわかります。今回だけでなく、2015年のチャイナショックも2008年のリーマンショックも同じ動きでした。
伊澤: この期間、注目していた銘柄はありますか?
相場: ずっと追いかけている銘柄のひとつが全日本空輸(ANA)です。同社は3,000億円しかキャッシュがなく、およそ1〜2カ月の営業コストしか賄えない非常事態に陥っています。多くの企業が同様の状態であり、経済の先行きは明るくありません。しかし、株価はある程度下がると上がり、上がると下がってきます。ボラティリティがある分、投資のチャンスだと認識しています。
伊澤: CFDの利点は相場がどのような局面でも買いも売りもできる点にあります。上昇相場だけでなく、下落相場でも利益を上げたい人にマッチすると思います。この先も乱高下があると思いますが、相場先生は値動きをどのように見極めていますか?
相場: 暴落前後は常に同じ値動きを見せてきましたから、私も私の塾生たちも今回の暴落を事前に見越し、利益を上げることができました。ここからは経済復活への期待で上昇、期待が外れて下落というサイクルの繰り返しになるでしょう。次第に以前の値動きに戻っていくと見ています。
伊澤: コロナショック以降の値動きに翻弄されている投資家は多いようですね。
相場: ニュースや指標などのファンダメンタルズに左右される投資家が大多数を占めるからだと思います。例えば、居酒屋チェーンを運営する鳥貴族の株価は全店閉鎖のニュースで急上昇し、再オープン後は下落しています。普通に考えれば閉店は売上が落ちるからネガティブ、開店は売上が上がるからポジティブなのに、株価は逆を行っています。つまり、同じ情報やデータでも、投資家の受け止め方はその時々の状況によって異なるのです。ファンダメンタルズで株価を予測することは非常に難易度が高いと言わざるを得ません。
伊澤: 値動きのみを見て、それについていくのが相場先生の投資手法ですね。
相場: はい。下がれば売り、上がれば買いを入れます。値動きに応じていつでも手軽に売ったり買ったりできるCFDは非常に便利だと思います。不確定な要素を排除し、3年後ではなく、直近の値動きでリターンを得る。それが私の手法であり、CFDの商品性はマッチしますね。
伊澤: 銘柄選びはどのようにされていますか?
相場: 重要なのは値動きがあること。極論を言えば、出来高が大きい銘柄であれば何でもかまいません。ただし、話題になっている銘柄は安定的な動きをしないため、おすすめしません。誰もが知っている有名銘柄で、あまり注目されていないものがいいと思います。
伊澤: おっしゃる通り、株は値動きが大事です。株は買うものと思われがちですが、売りを含めて取引する商品なのだと思います。買うだけでは投資機会は半減します。勝ち組トレーダーと呼ばれる人たちの多くは売りも積極的に行っています。
相場: そうですね。まずはチャートを勉強して「これだ」という手法を見つける。そのうえで、最初は低レバレッジで実践してみてください。成果を上げられる手ごたえをつかんだら、最大レバレッジ5倍というCFDの本領を生かすこともできます。慣れてきたら商品CFDに手を広げるのもいいでしょう。
伊澤: 同じ売り建てができる取引方法としては信用取引があると思いますが、制度信用取引とサクソバンク証券の日本株式CFDの違う点、ご利用をおすすめしたい点としては、いまお話しいただいた最大レバレッジ5倍(制度信用取引は約3倍)という点のほか、日計りを除き取引手数料が無料*、決済期限がない、最低入金額が10万円(制度信用取引は30万円が多い)、追証が発生しない点などがあります。 勝ち組トレーダーへの道として、これまで買うことしかしてこなかった投資家の皆さんにも、おすすめする理由の多いサクソバンクの日本株式CFDで売りにチャレンジしていただきたいですね。
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