Otis Worldwide Corp.

オーチス・ワールドワイドは、売上高で世界最大級のエレベーターおよびエスカレーター会社である。世界市場のシェアは約18%となっている。1854年、創始者で社名となったエリシャ・グレーブス・オーチスは、巻き上げケーブルが故障した場合にエレベーターが落下するのを防止する安全装置を発明した。製品やサービスのライフサイクルは、新しい建物へのエレベーターユニットの設置に始まり、ユニットのメンテナンスサービスの提供、最終的にはエレベーターの平均的な15～20年の耐用年数経過後にユニットの交換までが含まれる。世界最大のOEMとして、稼働中の200 万基超のエレベーターの設置基盤を構築してきた。ビジネスモデルは、最も近い競合他社であるKone、Schindler、TK Elevatorと類似している。